道路使用許可の難易度

行政書士が考える道路使用許可の申請難易度について

このページをご覧の方のうち、道路使用許可をご自身で申請しようと思われる方も多いかと思います。そこで、行政書士が考える道路使用許可の難易度について雑感を述べたいと思います。

道路使用許可だけで良いのか?

まずは、工事によって道路使用許可と併せて複数の申請が必要になる事があります。その際はどのような許可が必要になるのか?を把握しなくては工事が出来なくなる恐れが出てくるため、ある程度の知識が必要になります。

よくある例

  • 道路使用許可と道路占用許可の区別がよくわからない
  • 道路使用許可だけ取得したが通行禁止で進入できなかった
  • 必要書類を提出しなおすため、何度も警察署に出向いた
  • 道路占用許可の申請先が良く分からなかった

申請書類の大変さ

申請書類の難易度はそこまで高くありませんが、工事ごとに申請時に記載が必要なポイントがあります。工事の内容により変わってきますので一概にはいえませんが、自社申請の場合は難しい点も多々でてくる印象です。

曖昧にしておきたい箇所

警察署としては、できる限り計画をはっきりさせておきたいですが、工事業者としては余裕を持たせておきたい点もあります。許可の要件として、必要最小限部分で認めるとなっておりますので、解釈の部分で窓口の方とお話することもありますので、その点は経験が必要になってくるのかな?とは思います。

警察署への申請

平日に警察署へ申請・取得に向かえる時間があるかどうか?は大きな点だと思います。警察署の駐車場は数も限られている為、事前相談・書類の提出・受取・訂正などで何度も足を運ぶのは大変だと思います。

結論

【申請難易度】 ★☆☆☆☆

【手間】★★★☆☆

何度も申請等で足を運べば皆様ご自身でも許可の取得は可能だとおもいます。一度はご自身で申請してみても良いかもしれません。

ですが、経験上は「道路使用許可が必要です」とお客様に案内すれば、その分の上乗せに対して難色を示される方は少ないので、苦手な事にリスクを取られるよりかは”気軽に頼める事務所”を普段からもっておいて、頼んだ方が良いかと思います。

また、道路使用許可を取っていない等でYoutubeにアップされている動画などが多数で回ってしまっています。「お客様がご近所からクレームを言われてしまった」等ならないように、プロとして案内だけは行ってください。

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